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  • 執筆者の写真kachirou kano

山岡屋で脂抜きを注文した話

 お久しぶりです。デブです。私事ですが、自分はとある県の中をぐるぐる転勤しております。その転勤先によっては、近所に山岡屋が有ったり無かったりします。いま住んでいる場所は目と鼻の先に山岡屋があるため、自炊が面倒になるとついつい山岡屋に足を運んでしまうのです。

 普段は辛味噌味や醤油味を食べるのですが、ある日ふと卓上のカードに目をやると「脂少なめや脂抜きに対応します!」と書いていることに気が付きました。山岡屋と脂は、切っても切れない関係にあります。下の画像をご覧ください。これは辛味噌ラーメン 普通盛りです。スープの上に、透明な脂の層があるのが判ります。初めて山岡屋に来た人のすべてが、この脂の膜に驚くことでしょう。これは別に脂多めのオプションをつけている訳でなく、通常でこの量なのです。こんな量の脂が入ったラーメンは、山岡屋以外ではあまり見かけません。

山岡屋の代名詞ともいえるこの脂を抜いてしまったら、一体どんなラーメンが完成するのか…案外美味しいのかもしれないし、味気ないかもしれない。好奇心が抑えられず、先日ついに「辛味噌ラーメン 中辛 脂抜き」を注文してしまいました。実物の写真がこちら。

拡大するとわかりますが、脂の膜が全くありません。入ってないから当然ですが、すごい違和感。チャーシューが乗っているのでそこから染み出した脂が少しはありますが、いつもの山岡屋のラーメンとは天地の差です。食べた感想は、とにかく無個性であるということでした。勤め先の社員食堂で出てくるような、何も起伏のない味。スーパーで売ってる味噌ラーメンのスープに七味やら豆板醤やらを加えました、おわり、という感じです。脂が無いためか麺や具材にスープが絡みづらく、食べていて旨味を感じることが難しいと感じました。豚骨の柔らかい味わいがなくなったことにより、辛味噌の刺激が相対的に強まりむせかえるような辛さを感じました。ちなみに普段は辛味噌の大辛を食べているので、普段より辛くないはずなのにその有様です。美味しくない訳ではないのですが、わざわざ1000円払って食べようとは思わない代物でした。

 自分が出した結論は、「山岡屋のラーメンに、脂はあったほうが良い」です。まあ、そりゃそうだよね。


 これで終わりは寂しいので、以下に脂有りの美味しいラーメンたちの画像を貼っておきます。振り返ると結構な頻度で山岡屋に行っていました。背後に迫りくるは糖尿病、高血圧、高脂血症… おデブに神のご加護がありますように、ramen.


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